いつもとは 何かが違う この空気
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何かが始まる
そんなキタイか
■“旅立ち”
家を出る直前になって、妙にそわそわしていた。
次は5日に埼玉に戻る。
否、5日に“戻ることができる”のだ。
なんにせよ、6日からは少なくとも1ヶ月は戻れない。
それまでに自分の物を持っていく必要がある。
なるべくなら6日の荷物は少なくしたいと、そんな考えなのだ。
持つべきものは持った。
そう思って、玄関を出る。
バス停までの道を歩きながら考える。
荷物がやたら重い。不必要なものは無いくせに、こんな量になるとは思わなかった。
バス停でしばしの間。
やっぱり忘れ物があると気付いた。
アレがない。コレもない。そうなるとアレも無いことになるな。
こうして6日の持ち物が増えていく。
バスが来た。
バス停近くに住んでいるくせに、これには一度も乗ったことがなかった。
なんせ、自転車の方が早く駅につくばかりか、場合によっては歩きの方が早い場合すらあるのだ。
ただ、今回は荷物の重さに免じて、150円の代償を払う。
蓮田駅でSuicaに1000円ほどチャージをする。
それでも金沢文庫までは持ちそうにない。
湘南新宿ラインはタイミングが悪く、直接は乗れなかった。
仕方がないので上野行きに乗り、大宮で高崎線からの湘南新宿ラインに乗り換えた。
宇都宮・高崎線では基本的に、この大宮での乗り換えによって、ひとまず来た電車に乗れば大宮以南で湘南新宿ラインに乗れるようになっている。
せっかちな自分にとっては効率的なダイヤだが、この手を使う事ももう余りないのだろう。
これからは横浜に住むのだ。
湘南新宿ラインは昼間のクセに満員だった。
春休みで10両なら、まぁ混むこともあるだろうが、荷物のある今の自分には、つらい。
電車は、埼玉を南下していく。
大宮の次は赤羽で、赤羽はすでに東京都だ。埼玉はあっという間に過ぎていく。
都県境の鉄橋を渡るときは、特に何も感じなかった。
次に渡るときは感慨深い顔をしていると思う。
都内は赤羽から始まり、池袋・新宿・渋谷と過ぎていく。
埼玉がだんだん遠くなるのを感じる。
大崎を過ぎ、一気に横浜へ。
座ることは一度もないまま、埼玉と繋がる電車を降りる。
次は赤い電車。
快特が良いタイミングで来る。
この列車には、すでに幾度か乗っている。
沿線の景色はなんとなく分かる。
やがて降りるべき駅についた。
意外にも運賃は足りた。前回分が残っていたからだった。
異質の空気が漂う。
この空気の中で、これからは生きていく。
この町に、我が家が待っている。
■そして今
てなわけで、今回は少し趣向を変えました。
我ながら、なんか微妙・・・。
あ、ちなみに上のは1日の話です。
一日遅れです。
まぁともかく、横浜での生活が始まりました。
やらなきゃならないことがたくさんありますが、まぁ頑張ってやっていきます。
そんなキタイか
■“旅立ち”
家を出る直前になって、妙にそわそわしていた。
次は5日に埼玉に戻る。
否、5日に“戻ることができる”のだ。
なんにせよ、6日からは少なくとも1ヶ月は戻れない。
それまでに自分の物を持っていく必要がある。
なるべくなら6日の荷物は少なくしたいと、そんな考えなのだ。
持つべきものは持った。
そう思って、玄関を出る。
バス停までの道を歩きながら考える。
荷物がやたら重い。不必要なものは無いくせに、こんな量になるとは思わなかった。
バス停でしばしの間。
やっぱり忘れ物があると気付いた。
アレがない。コレもない。そうなるとアレも無いことになるな。
こうして6日の持ち物が増えていく。
バスが来た。
バス停近くに住んでいるくせに、これには一度も乗ったことがなかった。
なんせ、自転車の方が早く駅につくばかりか、場合によっては歩きの方が早い場合すらあるのだ。
ただ、今回は荷物の重さに免じて、150円の代償を払う。
蓮田駅でSuicaに1000円ほどチャージをする。
それでも金沢文庫までは持ちそうにない。
湘南新宿ラインはタイミングが悪く、直接は乗れなかった。
仕方がないので上野行きに乗り、大宮で高崎線からの湘南新宿ラインに乗り換えた。
宇都宮・高崎線では基本的に、この大宮での乗り換えによって、ひとまず来た電車に乗れば大宮以南で湘南新宿ラインに乗れるようになっている。
せっかちな自分にとっては効率的なダイヤだが、この手を使う事ももう余りないのだろう。
これからは横浜に住むのだ。
湘南新宿ラインは昼間のクセに満員だった。
春休みで10両なら、まぁ混むこともあるだろうが、荷物のある今の自分には、つらい。
電車は、埼玉を南下していく。
大宮の次は赤羽で、赤羽はすでに東京都だ。埼玉はあっという間に過ぎていく。
都県境の鉄橋を渡るときは、特に何も感じなかった。
次に渡るときは感慨深い顔をしていると思う。
都内は赤羽から始まり、池袋・新宿・渋谷と過ぎていく。
埼玉がだんだん遠くなるのを感じる。
大崎を過ぎ、一気に横浜へ。
座ることは一度もないまま、埼玉と繋がる電車を降りる。
次は赤い電車。
快特が良いタイミングで来る。
この列車には、すでに幾度か乗っている。
沿線の景色はなんとなく分かる。
やがて降りるべき駅についた。
意外にも運賃は足りた。前回分が残っていたからだった。
異質の空気が漂う。
この空気の中で、これからは生きていく。
この町に、我が家が待っている。
■そして今
てなわけで、今回は少し趣向を変えました。
我ながら、なんか微妙・・・。
あ、ちなみに上のは1日の話です。
一日遅れです。
まぁともかく、横浜での生活が始まりました。
やらなきゃならないことがたくさんありますが、まぁ頑張ってやっていきます。
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- [2008/04/02 13:14]
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